エアギター日本代表は門田亭笑勝。~決勝大会in 鹿児島終了~
エアギター日本選手権2019の決勝大会が、14日、鹿児島市の山形屋ベルク広場で開催されました。
全国各地から予選を勝ち抜いた13人が出場。
鹿児島随一の繁華街天文館のど真ん中で、通りがかった買い物客や家族連れなど300人以上が足を止め、わき起こる“エアネス”にひたすら笑いました。
日本代表は、仙台市の高校3年生門田亭笑勝に決定。
昨年の世界大会チャンピオン名倉七海さんとともに、8月にフィンランドのオウル市である世界大会に出場します。
結果
1位 門田亭笑勝
2位 ソウイチロック
3位 sunflower
4位 ケイスケザエンターテイナー
5位 ダイアモンドパワー
6位 エアネスサイゴウ
6位 シャリテンKd
8位 ロペス
8位 祝繁義
10位 島のナポレオンマン
11位 Baxysh板橋
12位 エアギタリーマンしんごろう
13位 砲夢乱 一狼
出場者一覧と審査委員の一言(エントリー順)
1.砲夢乱一郎/静岡県浜松市
前日の湯之元予選は得意のけん玉に“逃げた”が、決勝は純粋にエアギター1本勝負。(ウルフルズの)「ええねん」「ええねん」、何度となく挫折しては立ち直る七転八倒劇を表情豊かに。
評:令和の時代に昭和かタイムスリップしたような小汚いかんじがいい(ピョコタン先生)
2.エアギタリーマンしんごろう/鹿児島県日置市
前日の湯之元最終予選をトップで勝ち抜き決勝進出。怒られ、ぺこぺこ頭を下げても、陽気に歌い狂う前向きサラリーマンは上司にしたい。打ちあげで「実は山形屋のスーツでした」と控えめに暴露。
評:お辞儀の角度が45°。サラリーマンとして満点。(山形屋岩元社長)
3.ケイスケザエンターテイナー/神奈川
セグウェイに乗って滑るように登場。上着を脱ぎ捨て、カツラを脱ぎ捨て、紙吹雪やキラキラのリボンをまき散らし、ステージの上ははちゃめちゃ。次から次に飛び出す仕掛けに会場からは「!!!」の連続。
評:これでもかと詰め込み、1分が短く感じる。背中に「鹿児島最高」って書いてるけど、簡単に「最高」言うな!!(日本エアギーター協会かながわIQ会長)
4.sunflower/埼玉
本業の競技ダンスを活かして、バレエ×エアギター。バレリーナがギターを手にすると狂ったように踊り出す!決勝出場者で唯一女性。色気と男前さどっちも光る。
評:最高点5.9を出しました(山形屋社長)
5.シャリテンKd/愛知県名古屋市
細長身を活かしたカリスマ性あるパフォーマンスはアイドルのよう!だが、仕事は自動車整備士の管理職。エアギター大会に出場するための休日確保にかなり苦労しています。
評:まじでかっこよくて笑えるところがなかった。(ピョコタン先生)
6.ソウイチロック/埼玉県
小学4年の小さな体に、生意気さと迫力が詰め込まれた爆発力あるパフォーマンスに観客からどよめき。演技後は「僕にとってエアギターは、人を楽しませ、自分も温かくなり、仲良くなれるものです」と丁寧に答えてくれました。
評:子どもだからとかじゃなく素晴らしい。世界の舞台盛り上げてくれる可能性が見える(IQ会長)
7.門田亭笑勝/宮城県仙台市
ゴリラの着ぐるみを脱ぎ捨てると相撲力士。腹筋割れまくりの強靱な肉体は、「3月から大好きなご飯をやめて絞りました」という高校3年生。
評:エアギターのレベルが高い。エアギター弾けないしょーもない着ぐるみばかりが登場する鹿児島のイメージを覆してくれた(IQ会長)
8.Baxysh板橋/東京
演技の途中にステージから袖に引っ込んで取ってきたのは、豆電球が微妙に点滅する傘。「雨が続いた鹿児島のみなさんに天気と元気を」というホスピタリティに感謝。
評:袖に入ったとき、観客の心は「?」と曇ったのではないか(ピョコタン先生)
9.ロベス/東京
腰の曲がった老人がエアギタリストに変身。変身してからは本業の競技ダンスで鍛え上げた肉体と磨き上げたステップが光る華麗さだったが、なぜ冒頭を「じいさん」にする必要があったのか。観客はなかなか理解に苦しんだ模様。
評:イケメンなのにいろいろもったいないのがもったいない(IQ会長。うれしそうに)
10.ダイアモンドパワー/大阪
戦隊もの、○○レンジャーになりきり、見えない敵に向かってさまざまな技を仕掛けて戦っていた。この人が世界大会に行ったら、日本のヒーロー文化を広めてくれるだろうな。
評:エアギターは雑だけど、「自分はこうしたい」を貫く姿がいい(日本エアギター協会理事長宮城マリオ氏)
11.初代島のナポレオンマン/奄美大島
焼酎「島のナポレオン」の営業マン。くりくりとチャーミングな目と軽快なダンスステップに心を奪われるが、あれ、これはエアギター大会ではなかったか??
評:エアギターは弾いてなかったけどキラキラの笑顔に惹きつけられた(2018年世界チャンピオン名倉七海氏)
12.エアネスサイゴウ
本大会の絶大なるパートナーであり、鹿児島で最も歴史ある百貨店山形屋のテーマ音楽を使用。赤いピカピカ衣装の郷ひろみ「二億六千万の瞳」からの山形屋店員になりきった接客スマイルで地元に笑いを振りまいた…ものの山形屋社長得点は伸びず。
評:戦略的にゴマスリにいってるのに、社長から一切評価もらえていないところがたまんないなあ。わっはっは(IQ会長)
13.祝繁義
畑の土からギターを引き抜き「おらフィンランドさ行ぐだ」。曲と物語に、「世界大会へ行きたい」という現実に切実な願いを重ね合わせた。
評:田舎の百姓からバンドマンに変身した格好が、「そんな人都会にいないよ」ってツッコミたくなるダサさでいい(ピョコタン先生)
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