日本エアギター選手権2018開催にあたってのメッセージ

 

この度の豪雨災害により、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

714日(土)15日(日)に予定しております日本エアギター選手権2018の開催につきまして、このように西日本を中心に全国で痛ましい被害の発生したこの時期に、エアギターの全国大会を開催することについて、開催の可否自体についても実行委員会では議論がありました。

 

湯之元での最終予選の運営にあたっている「湯之元温泉非公式研究所ゆのらぼ」、および長島町での決勝大会の運営にあたっている「SHOURA JAZZ’O実行委員会」、および大会の主催者であります日本エアギター協会の皆様とそれぞれ十分な議論を尽くした結果、今回は当初予定通りに大会を開催することといたしました。

 

今回の実施に至った経緯をご説明申し上げます。

 

まず一つに、エアギターは、世界大会を頂点に全世界に競技人口を持つ本格的な競技としての性質をもち、頂点を目指す選手たちはこの日を目標に1年間真剣にトレーニングを積んでおります。我々運営チームも、そんな本気のエアギタリストたちと空間を共有することが地域におよぼす前向きな効果を信じ、今回の大会を開催したいという気持ちを確認することができました。

 

そして二つめとして、エアギター大会の運営を通して、今回被害にあわれた皆様に対して少しでもサポートをしたいと考えました。全国および県内各地から集まる観戦者・エアギタリストの皆様のお力添えをいただき、今回2会場で開催される大会の観覧料の一部(50%)を、豪雨災害への義援金として日本赤十字社を通じて被災された皆様にお届けすることとしました。エアギターには、「目には見えないけれども、人にとって大切なものを見る」というメッセージを通じて、人と町に繋がりと可能性を生む力があります。今回の大会を通じて、エアギタリストや観戦者の気持ちをできる限りの支援につなげたいと考えております。

 

以上2点をもちまして、この度予定しておりました日本エアギター選手権2018の全行程は、当初予定通りに開催することといたします。観戦にお越しの皆様、大会に出場されるエアギタリストの皆様には、上記の主旨をご理解いただき、最高に楽しい2日間を過ごすことをもって、「日本に前向きな空気(エアー)を送り込む」プロジェクトにご協力いただけますと幸いです。

 

 

日本エアギター選手権2018鹿児島実行委員会 代表 永山由高

 

SHOURA JAZZ’O実行委員会 エアギタープロジェクト 代表 礒永慎也